バルサ財団「FutbolNet」や障がい者サッカーでご縁があり、仲良くして頂いているお仲間が制作されているシャツを授かりました。
今回は「デフサッカー(ろう者:聴覚に障がいのある方)」の練習試合に参加しました。
デフサッカー日本代表監督も兼任されている植松さんの会。
「参加者みんなで楽しくやりましょう!」なんて言葉に誘われ、ノコノコと参加表明しましたが全然ガチガチの試合・・・。
10〜20代の現役バリバリ選手や日本代表候補選手がほぼ。
試合参加がメインですが、もう一つの目的として試合の主審をさせて頂きました。
大きく違うのは、デフサッカー選手は音が聞こえないので笛ではなく、主審も旗でコントロールします。私の場合は笛に慣れているため「旗・笛を併用してください!」とアドバイスを。私の場合、慣れておらず少しタイムラグが出てしまいますが笛を吹いたタイミングで旗を振る感じです。
体験してみて色々と気づきがありました。
音のないフィールドで、どうコミュニケーションをとるの?
❶プレイヤーとして:基本はボディランゲージです。ラインを揃える・プレス行くよ!行って!・パスの要求などなど。必要以上にチームメイトのボジションを見る・皆動いているのでボディランゲージも大きめに。
あとは、ホント慣れですね。
❷レフリー(審判)として:やってみて感じたことは、試合中レフリーを最大限リスペクトしている事。
ファールやボールアウトになった瞬間、選手が主審を見る速度が速い。
普段の試合では自己判断やグダグダになってしまう事もなく、やっていて気持ちがいい。
デフサッカー(音がない)事は、視界にない存在・相手選手が背後にいた場合など、音の気配が読み取れないため選手同士の接触が多いかなと感じました。レフリー目線だと「大丈夫かな?」なんて思うシーンもありましたが「何事も無かったように」試合は展開していきます。
実践参加してみて、実際に肌で感じる事が一番吸収しやすい。
障がいの有無に関わらず、起こりうる可能性を少し予想できる経験・知識があれば、関わり方や接し方も全然変わってくると改めて思えた「蹴る日」です。
「Kelhi=蹴る日」
「うんどうあそび教室(クライフコート)」や個人的なインクルーシブ交流活動で授かったシャツは活用していきます。


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